01
はじまり
はじまりは、ごく個人的でした。自分の家を建てる準備をしていた一人のつくり手が、CG ソフトで家を立体に組み立てていく建築家の手つきを眺めながら、ふと思ったのです。これは、ブラウザでもできるのではないか、と。
インストールも、難しい設定もいらない。URL を開けば、誰のものでもないまっさらな方眼が広がっていて、そこに「うちの」家を、納得いくまで描ける。そういう道具があってもいい。
02
尺で考える
世の中には、間取りを描けるサービスがいくつもあります。それでも、もう一つ作ろうと決めたのは、日本の家には日本の呼吸があると思ったからです。
910mm、半間。畳一枚の長辺。日本の住宅は、この尺の上でずっと組まれてきました。方眼をその寸法に合わせるだけで、図面は急に、自分の暮らしと地続きの絵になります。
03
「うち」のこと
名前のことも、少しだけ。「俺の家」と言いたい所有感を、もう少しやわらかく、誰のものでも言える形にしたかった。たどり着いたのが、「うち」でした。我が家、と、わたしたち。両方を引き受ける一語です。
uchinomadori。あなたの「うち」になる前の家を、ここで、下書きしてください。
concept
うちのことは、うちで決める。